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春分・秋分の日ってどんな日なのか知ってますか?
<概略>[1][2]
◆春分の日[1][2]
◆秋分の日[1][2]
◆春分・秋分の日は昼と夜の長さが同じではない[1]
日の出、日の入(日没)の定義の違い[1]
大気の屈折による位置のずれ[1]
その他の理由[1]
◆二十四節気[1][2][3]
春分・秋分が使用されるのは二十四節気です。 夏至・冬至の二至、春分・秋分の二分を併せて二至二分と言い、立春・立夏・立秋・立冬を四立、二至二分と四立を併せて八節と言います。 春分と秋分は説明しましたので残りの節気(区分)についてもみてみましょう。
冬至(とうじ)は、二十四節気の第22。12月21,22日頃 先ずは、クリスマスについて。 キリストの誕生が12月25日に定められたのは、4世紀半ば、だとされています。 キリストの誕生は分かっていませんが、便宜上定める必要があったためだとされています。 では、なぜ12月25日が誕生日になったのでしょう? 当時のローマでは冬至にあたる12月25日を太陽神を祭る祝祭日としていました。 それは、冬至以降は、日増しに日が長くなっていくことから、「新しい太陽の誕生」を示唆したものです。 この「新しい太陽の誕生」に「キリストの誕生」を重ね合わせたものだとする説が有望です。 次に、冬至に柚子湯(ゆずゆ)に入る理由について。 冬至に柚子湯に入ると風邪をひかないと言う風習がが伝えられています。 冬至と柚子との関連は明確になってませんが、冬至(とうじ)と湯治(とうじ)の語呂合わせと共に、 「身体息災であれば融通(ゆうずう)が利く」の「融通が利く」と「柚子が効く」のこじつけからとする説があります。 柚子湯は、 ・血行を促進して冷え性を緩和 ・果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果 ・芳香によるリラックス効果 があり、先人の知恵と言えます。
小寒(しょうかん)は、二十四節気の第23。1月5,6日頃。
寒さが最も厳しくなる時期の前半。 「冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故、益々冷ゆるなり」(こよみ便覧)[3] (訳)直訳するのが難しいので、私なりの解釈で訳しました。 冬至が過ぎると日が伸びるが寒さも負けずに、益々冷えこむ。
大寒(だいかん)は、二十四節気の第24。1月20,21日頃。
寒さが最も厳しくなるころ。 「冷ゆることの至りて甚だしきときなればなり」(こよみ便覧)[3] (訳)寒さが最も甚だしいことによる。
立春(りっしゅん)は、二十四節気の第1。2月4,5日頃。
春の初め。 「春の気立つを以って也」(こよみ便覧)[3] (訳)春の陽気が現れること。 正月節とも言われる。但し、旧暦1月1日が立春だとの勘違いがある。 旧暦1日は必ず新月(月から反射した太陽光が地球にほとんど届かないことと、満月の反対)だが、 立春は新月に関係なく、昼と夜の時間の関係から定められるため、多くの年は1日にならない。
雨水(うすい)は、二十四節気の第2。2月18,19日頃。
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。 「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」(こよみ便覧)[3] (訳)暖かい陽気が地上に漂い、降る雪(雪から出来た氷も含む)が溶けて雨となること。
啓蟄(けいちつ)は、二十四節気の第3。3月5,6日頃。
大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。 「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」(こよみ便覧)[3] (訳)暖かい陽気が地中に届き、冬眠していた虫(身動きしないでいた虫)が地面に穴をあけ地中から出ること。 「啓」は「ひらく、開放する、(夜が)明ける」などの意味。 「蟄」は「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる」という意味。
春分(しゅんぶん)は、二十四節気の第4。3月20,21日頃
昼と夜の長さが等しくなる。 「日、天の中を行て昼夜等分の時なり」(こよみ便覧)[3] (訳)太陽は天の真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さが同じになる日のこと。 上の◆春分の日を参照
清明(せいめい)は、二十四節気の第5。4月4,5日頃
万物がすがすがしく明るく美しいころ。 「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」(こよみ便覧)[3] (訳)万物(生きるもの)が芽吹き、清清しく鮮やかなので、草木の種類が明らかになる。 「清浄明潔」は「清明」に略されます。
穀雨(こくう)は、二十四節気の第6。4月20日頃
田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。 「春雨降りて百穀を生化すればなり」(こよみ便覧)[3] (訳)春の雨が降って、さまざまな穀物の成長を助けることによる
立夏(りっか)は、二十四節気の第7。5月5,6日頃
夏の気配が感じられるころ。 「夏の立つがゆへなり」(こよみ便覧)[3] (訳)夏の気配が現れること。
小満(しょうまん)は、二十四節気の第8。5月21日頃
万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。 「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」(こよみ便覧)[3] (訳)万物(生きるもの)が満ちあふれ、草木の枝葉が茂る。
芒種(ぼうしゅ)は、二十四節気の第9。6月5,6日頃
芒(のぎ 、イネ科植物の果実を包む穎(えい)すなわち稲でいう籾殻にあるとげのような突起)を持った植物の種をまくころ。 「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」(こよみ便覧)[3] (訳)上記に同じ。
夏至(げし)は、二十四節気の第10。
北半球で一年で最も昼が長い。
「陽熱、至極し、また、日の長きのいたりなるを以てなり」(こよみ便覧)[3] (訳)太陽が最も暑く、太陽の出ている時間が最も長いことによる。
小暑(しょうしょ)は、二十四節気の第11。7月7日頃
梅雨明けが近付き、暑さが本格的になるころ。 「大暑来れる前なればなり」」(こよみ便覧)[3] (訳)「大暑」が来る前のことによる。 「大暑」は「大暑」を参照してください。
大暑(たいしょ)は、二十四節気の第12。7月22,23日頃
快晴が続き、気温が上がり続けるころ。 「暑気いたりつまりたる時節(じせつ)なればなり」(こよみ便覧)[3] (訳)暑さが最大となる時期であることによる。
立秋(りっしゅう)は、二十四節気の第13。8月7,8日頃
初めて秋の気配が現れてくる頃とされる。 「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」(こよみ便覧)[3] (訳)初めて秋の気配が現れることによる。
処暑(しょしょ)は、二十四節気の第14。8月22,23日頃
暑さが峠を越えて後退し始めるころ。
「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」(こよみ便覧)[3] (訳)暑さが停滞していたが、暑さが初めて緩んでいくことによる。
白露(はくろ)は、二十四節気の第15。9月7,8日頃
大気が冷えてきて、露ができ始めるころ。 「陰気やうやく重り(かさなり)て、露にごりて白色となれば也」(こよみ便覧)[3] (訳)寒さが段々と厳しくなり、夜露が白くなっていくことによる。 陰気:、ようやく:段々
秋分(しゅうぶん)は、二十四節気の第16。9月22,23日頃
昼と夜の長さが等しくなる。 「陰陽の中分なれば也」(こよみ便覧)[3] (訳)夜と昼が二等分(同じ)になることによる。 陰:夜、陽:昼、中分:中点、二等分(同じ) 上の◆秋分の日を参照
寒露(かんろ)は、二十四節気の第17。10月8,9日頃
露が冷気によって凍りそうになるころ。 「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」(こよみ便覧)[3] (訳)寒さ気配により、夜露が凍りそうになることによる。
霜降(そうこう)は、二十四節気の第18。10月23,24日頃
露が冷気によって霜となって降り始めるころ。 「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」(こよみ便覧)[3] (訳)夜露が寒さの気配により凍りついて霜となって降り始めることによる。
立冬(りっとう)は、二十四節気の第19。11月7,8日頃
初めて冬の気配が現われてくる日。 「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」(こよみ便覧)[3] (訳)初めて冬の気配が現れることによる。
小雪(しょうせつ)は、二十四節気の第20。11月22,23日頃
わずかながら雪が降り始めるころ。 「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」(こよみ便覧)[3] (訳)冷気のため雨も雪となって降ることによる。
大雪(たいせつ)は、二十四節気の第21。12月7日頃
雪が激しく降り始めるころ。 「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」(こよみ便覧)[3] (訳)雪が益々降り積る時期になることによる。 (注)こよみ便覧の訳は個人的な解釈です。転記する場合はご注意ください。誤った解釈だとしても責任を負いません。
◆「春分・秋分」と「彼岸」と「お墓参り」の関係[1][2][4][5][6]
その「彼岸」と祖先を敬う「お墓参り」と「六波羅蜜」を結びつけて、期間(彼岸)を設定して、
お墓参りと六波羅蜜を実践させる行事が出来ました。彼岸の7日間の中日に先祖に感謝しお墓参りし、
残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日としています。
次に、「春分・秋分」と「彼岸」の関係
他には、日本では、太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかった為、春分・秋分といった特別な日が
自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながったと言う考えもあります。
◆なぜ「暑さ寒さも彼岸まで」?[2]
春分(春の彼岸)は春(立春〜立夏の前日)の折り返し地点で、春分以降、昼が長くなってゆく
秋分(秋の彼岸)は秋(立秋〜立冬の前日)の折り返し地点で、秋分以降、昼が短くなってゆく
観測データと比較しても、この慣用句の意味するところが概ね的を射ているとのことです。
逆に、的を射ているからこそ慣用句になったのに間違いはありません。
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