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鹿児島県の100円札の謎?

<百円札のおつり>
鹿児島県の人から聞いた話です。
鹿児島県城山公園の土産屋さんでは百円札でおつりをくれるそうです。
それも未使用のピン札で。
少なくとも、2000年頃はどこのお店でももらえたと言っていました。
鹿児島県では、観光協会の依頼により日本銀行が未だに百円札を発行して いるとも言うのです。
日本銀行が未だに発行している訳ないでしょうという事で、調べて見ました。

鹿児島県城山公園の土産物屋さんでは百円札でおつりをくれるのは本当でした。 鹿児島で百円札をもらったという2005年11月25日の日記を発見しましたので まだ、もらえるみたいです。お土産1個につき1枚もらえる様です。
但し、今では、全てのお土産屋さんではなくなったみたいです。
百円札のおつりが欲しい場合は、事前に確認する方が良いでしょう。

百円札(板垣退助)を見たい人は日本銀行 Bank of Japan →現在有効なお金→ 百円券 で見れます。 サイト中の支払停止日とは、銀行からの旧札への両替終了と、銀行で回収が 始まった日のことです。

<ピン札の謎>
日本銀行が未だに発行していると言うのは間違いです。昔の百円札(板垣退助)です。
では、何故、未だにピン札があるのでしょうか?

100円銀硬貨が発行されたのが昭和32年(図柄:鳳凰)で昭和34年に図柄が稲穂に 変わり、昭和42年には図柄が桜の現在の百円銀硬貨になります。
百円札の支払停止日が昭和49年8月1日です。
長い間、百円札と100円硬貨が共存した年月ががありました。
これは、日本全国に百円硬貨が普及するまでに時間がかかったからだと推測します。
それが鹿児島百円札のピン札が未だに多量に存在する理由になっている様です。
鹿児島県は100円硬貨の普及が遅く、本州ではとっくに100円硬貨に変わっていた 時期でも鹿児島県では百円札が主流でた。従って、百円札の発行分は、ほとんどが そう言った地域に回されたと思います。百円札の支払停止日直前にも多量の百円札 が鹿児島県には存在したことになります。
札と硬貨が共存した時期に、本州からの観光客が百円札を珍しがる事に目をつけた お土産屋さんが百円札の支払停止日前に多量に百円札に両替したようです。
支払停日以降も、銀行以外でも入手可能だったことでしょう。

尚、百円札だけではなく、五百円札、旧千円札、旧五千円札も扱っているお店屋 さんもあるとのことです。

お札、硬貨の写真を見たい人は日本銀行 Bank of Japan →現在有効なお金→
100円硬貨 (図柄:鳳凰、稲穂) (図柄:桜)
五百円札 (図柄:茶、青)
旧千円札 (図柄:聖徳太子、伊藤博文) (図柄:夏目漱石)
旧五千円札 (図柄:聖徳太子) (図柄:新渡戸稲造)
旧壱万円札 (図柄:聖徳太子) (図柄:福沢諭吉)

ちなみに、旧百円札(聖徳太子)、100円硬貨(図柄:鳳凰と稲穂)を知っている人は それなりの年齢の人ですね。私はかろうじて知っていますが・・・・。

<百円札にまつわる話>
お札ばらまき男
名古屋市中区の「名古屋テレビ塔」の展望台から2003年12月23日、岐阜市の無職男性 (26)が1ドル札(約107円:当時)と100円札を約20分にわたって3000枚程度ばらまいた。
4人の職員に止められてばらまくのをやめた後も、まるで捨てるかのようにアタッ シュケースを開けて5000〜6000枚の1ドル紙幣を廊下に散乱させていった。
所持していた紙袋などには1ドル紙幣約1100枚、100円札2枚が残っていたという。
男性は「100万円分の1ドル札と100枚の100円札を用意した」と説明。愛知県警中署は 男性に口頭で厳重注意をしたが、調べに対し男性は「今月上旬、株でもうけて預金も 1億円以上ある。26歳でこれだけ金があったら、これからの人生味気ない。
自分にとって(ばらまいた紙幣は)微々たる額。クリスマスだし、世間の皆さんに 還元しようと思った」などと話していたという。
男性は成田空港と名古屋空港で1ドル紙幣を両替。100円札はインターネットオーク ションで1枚500円で落札した。

百円札を使おう
(http://www.ne.jp/asahi/horizon/sunset/ 秋日和の丘→よもやま→
http://www.ne.jp/asahi/horizon/sunset/y_story/y_02.htm 第2話 百円札でお買い物
から引用抜粋しましたが、
リンク切れになってしまい全文が読めなくなりました。残念です。

日常的な買い物で、売り手と買い手、双方が幸せな満足感に満たされる、そんな買い 物は出来ないのだろうか。出来たのである。
それが、「百円札でお買い物」である。日常的に使う事は、非常に希な紙幣ではある けれども、とりあえず、日常的な買い物に使用してみた。
(中略)
私は百円札を取り出すと、おもむろに差し出した。
「あら、めずらしい」
期待通りの反応で、ちょっと嬉しい。次に彼女は、こう続けた。
「本当に使ってしまうんですか?」
もちろんである。
「使えますよね?」
質問に、質問で答える。
「お金ですから、大丈夫ですよ」
(中略)
・・・・・・
隣町のコンビニエンス・ストアに場所を移した。
(中略)
おもむろに百円札を差し出した。
「・・・」
じっと、お札に見入る彼女・・・
「これ、百円札ですか?珍しいですねぇ」
続いて、使ってしまうのは勿体無いと、彼女は言う。
「いえ、使ってみたかったんですよ」
私がそう答えると、彼女は素の笑顔になった。
と、ポケットから財布を取り出すと、私の目の前で百円札と、財布の中にある百円玉と を両替してしまった。百円札は、1度もレジスターに収まる事無く、彼女の財布に吸い 込まれていったのである。
彼女はずっと、笑顔のままだ。
何故か、私も笑顔である。
彼女は私に釣り銭を手渡すと、
「ありがとうございました〜」
笑顔のまま、明るい声で、そう言ったのであった。
私は、小さな満足感に包まれながら店を出た。
こうして、大義も名分もない、私の目的は達成されたのだ。
(以下略)

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【参考にしたサイト】(クリックしてください)

スナックハーモニー
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